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無題 No.[316]
投稿者:masa 投稿時間:2007/03/02 [金曜日] 10:46:39
おはようございます。
もう3月ですね。もう一年の1/4が終わってしまいました。早いものです
ね。
こちら東京は沈丁花も咲いて、もう春が始まっています。
でも、私にとってはさびしい春です。
昨日成田から、息子のような友人を送り出しました。
次に会うのは一年後でしょうか・・・。
途中で私が行くかもしれませんが・・・。ともかく早くこの一年が過ぎ
ればいいなあと思います。
でも、彼が行った事で、これまで積極的ではなかった海外にも心が向い
ています。
新しい友人に、アイルランド出身の女性がいます。
それで、今は彼のいった国とアイルランドとまた別の友人の出身国であ
るオーストラリアのことなどを調べていますが、興味深いことがたくさ
んです。
でも、単なる観光地ではなく、その国そのものを調べていると、共通し
て言えるのは、環境破壊の影響の大きさです。
社会はある程度国境で区切れますけれど、地球環境という問題になると
、地球はたった一つで、柵も壁もないのですから、すべてに共通に破壊
は押し寄せています。大きな問題ですね。


環境といえば・・・「不都合な真実」のことが話題になっていますね。
昨年のとある映画にひどくがっかりさせられたので、それまでもあまり
興味のなかった映画にますます興味を失っていましたが(あの映画に関し
てはmitsuroさんのお考えも聞きたいと思いましたが、ついにそのチャン
スはありませんでしたね。でも、○ではなかったのではないかと推測し
ています。)アイルランド出身の彼女がとても心を動かされたといいまし
たので、彼女との話題のために「不都合な真実」を見に行きました。
でも、チケット完売でその日は見ることができませんでした。
今日また、行って見ようかと思っています。
友人があけた空虚感を埋める為に、何かに打ち込まなければ・・と思っ
ています。もちろん、いつも打ち込んでいるものはあるのですが・・・
・さらに。

絵は人の心に良い影響を与えるものであって欲しいと私は思うのですが
、中には、画家の思想のはけ口として・・・つまり反戦的な思想や環境
破壊などに関しての自分の心の叫びとしてキャンバスが用いられること
もあるのかと、おぼろげに感じるようになりました。いてもたってもい
られないような気持ちが、そこに描き出されること・・・。こんなに人
を傷つけたり、不安に思わせる世界なので、その気持ちが痛いほどわか
ります。
きっとそのような絵は、画家自身もどこかに飾りたいなどと思っていな
いのかもしれないと思いました。
・・・私はゲルニカを飾りたいとはまったく思いません。それは見るた
めにではなく、この社会に存在するために必要な絵であるとも思います
。ふと、美術館にあるべき絵と、ホールにあるべきものと、リビングに
あるべきものがあると思いました。

本来美しいものを美しくゆとりのある心で、向上させた技術を用いて描
き出すことができ、またそれを望む画家たちが、失われていく美や調和
の前で、怒りで震える絵筆を振るわなければならないとするなら、それ
は、痛み以外の何者でもありませんね。
私としては、その人たちに何もすることはできませんが、そんな痛みを
持っている人たちに対しては、優しい気持ちを向けていたいと思います
。
でもそうではあっても、私はやはり・・・善と希望でその思いを克服し
ていかなければと強く思い始めているところです。
今日出かけたら、季節が私たちに向けているやさしい気持ちに感謝する
ことも忘れないようにしたいと思っています。
p5059-ipbf37marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp 124.100.247.59

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