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無題 No.[331]
投稿者:masa [URL] 投稿時間:2007/07/26 [木曜日] 14:55:19
靉光を知りませんでしたので、少し調べてみました。自顔像という絵は
、モジリアニの画風に似ているように思います。 ほかのものも一つ一
つがいろいろな人の絵に似ていて、この人らしさ、もしくは本来のもの
が、どれなのか私には分かりませんでした。眼のある風景というのが、
代表作ですか? なんとなく・・ダリ的? 素人なので細かいことは分か
りませんが、絵そのものは好みではありません。ただ・・・やはり、お
っしゃるように、その人のことをいろいろ知ると、好き嫌いで片付けら
れなくなってしまいますね。大勢の人が、傷つけられて生きています。
それが苦悩のうちの心の叫びであるなら・・・同調する人もいるでしょ
うし、また受け止めてあげる人もいなければならないでしょう。
 モジリアニにしても、結核であったこと、結婚して間もない妻が彼の
死の翌日自殺したこと、子供がいたことなどを知ると、絵を描いている
ときの背景にあった彼の暮らしに思いが行き、好きとか嫌いという評価
だけを口にはしにくくなりますね。
もっともプロの画家であるなら、そこに甘えたりはされないと思います
が、いずれにしても、芸術の評価は難しいですね。というより、そう考
えていると、芸術という言葉の意味するところさえ、分からなくなって
きます。
ウェブスターによると技能や独創的想像力を,とりわけ美的感覚に訴え
るものの製作に意識的に用いること・・だそうです。
でも、この美的感覚・・・・が、人それぞれまちまちで、時代や地域で
も異なります。
ゴッホやルノアールが生きている間は評価されなかったことを考えると
(確か・・そうでしたよね)、審査員となる人たちの基準も相対的なもの
と言わざるを得ません。彼らの作品が、そのときの審査員たちを飛び越
えて未来に高い評価を得たとなると、その審査員たちは、現代の審査員
に審査の資格を問われていることになりませんか? でも彼らは、墓の中
から言うでしょう『先の時代には逆になるさ』と。
 どうであっても、人はきっと描き続け、時には人知れずミケランジェ
ロ以上のものを生み出したりしながら、歴史を進めていくのかもしれま
せんね。

 それにしても、私たちは、画家が自分のキャンバスに持ち込む紛れも
なく美しい自然の風景に、いったいどのくらいの値段をつけるでしょう
か?  毎日異なるさまざまな立体的な芸術をただで見、聞き、触れるこ
とにどのくらいの感謝を述べているでしょうか・・・・・・?  
地球は芸術作品に満ちていますね。この基本的にうるわしい地球に住ん
でいるからこそ、心に芸術的な発動があり、それに対する呼応もあるの
でしょうね。感謝しなければと思います。
仮に不毛な火星や月に住んでいたとしたら、どれほど地球に憧れること
でしょう。

それから、ホームページのアドレスをいつの間にか変えていたようです
、すみません。こちらがトップページです。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~footstep/
p2058-ipbf1904marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp 122.16.161.58

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