usocoart message

whatsnew gallery workshop

information profile

2004年5月5日
フ~ッ、一気に完成。
他の作品を描かなくてはいけなかったり、いろいろ紆余曲折はあったりでとても長い期間がかかってしまいました。タイトルもまだありませんが、いつしか皆様の前に発表できる日が来ればと思っています。
長い間おつき合い頂きまして、ありがとうございました。

Background music: ジョージ・マイケル/ペイシェンス EICP350

なんと8年ぶりのオリジナル・アルバムですね。


以前付けたストライプが、若干見えるようになるまで研ぎ出します。

マスキングを剥がすと、こんな感じです。

手にしているのは、水性スプレー缶「うすねずみ色」です。
マスキングした上から、均一にスプレーします。
「リンキンパーク」に迫ってみましょう!?



砂子が乾くのを待って、マスキングしました。

縁取るように砂子を蒔きました。
全体にもう少し多めに蒔くことにします。

蒔いた後は、トイレットペーパーを転がすようにして押さえましょう。

その上にアルミ箔の砂子を蒔いています。

砂子を蒔く部分にジェル・メディウムを薄く塗ります。

それをさらに細目の筒に入れ掻き混ぜます。

振り筒の中目に入れて、再度掻き混ぜます。

今回はアルミ箔を超小粒にして蒔くことにしました。
最初はアルミ箔を振り筒の荒目に入れ、筆で掻き混ぜますとこのように粒上になります。
砂子を蒔く作業です。
振り筒が市販されています。
細目、中目、荒目の三種類あります。

2004年4月25日
他の仕事が入ったりで、なかなか計画どおり進めることが出来ず申し訳ないです。

さて、前回貼ったアルミ箔の余分な部分を取り除きます。
綺麗な円形にならないで、はみ出した箔の部分をセロハンテープではぎ取っています。
円形ができたら、スポンジたわしで磨きます。
全てを磨かず半分ぐらいにします。
その厚さ数ミクロンと言われているアルミ箔です。くれぐれも磨きすぎに注意しましょう。

何となくお月様にみえますでしょうか?
アルミ箔は銀箔よりも磨き出しに適しています。

Background music: 藤原道山/空 COCQ-8373 
当サイトにもリンク頂いてます尺八奏者、藤原道山氏の待望の ニュー・アルバムです。「、、、人の祈りの音楽を演奏したいと思ったのがこのアルバムのきっかけとなりました。」-氏のライナーノーツより-


2004年4月11日
 箔の貼り方については、今までも何度か説明させて頂いておりますので今回は省略いたします。
ただ、箔をあかすのに僕がよく使う「蝋原紙」について「どこで買えますか?」と言ったご質問を受けることがありますのでお答えします。
 蝋原紙は、ガリ版印刷の際に
よく使われた物で、ワープロ、パソコンの普及と共に、現在はほとんど使われることもなくなりました。
昔からの文房具屋さんだと、倉庫に眠って残っている場合もありますが、現在では非常に入手しにくい物になってしまいました。
そこで、代わりに使える物としては「クリアー・ファイル」があります。左の写真はA4サイズの「クリアー・ファイル」に着いたアルミ箔です。このまま貼りたい部分に移動して使用します。
他にも透明で静電気が起きる物なら、いろんな物が使えそうですね。


円形にジェルを塗り、アルミ箔を貼りました。
箔を貼った後は、必ず立てて乾燥させてください。
2004年03月28日
再度同色をグレーズ。
「グレージング画法」は「おつゆ描き」とも呼ばれまていますが、色の深みを出す場合や、トーンをコントロールしたいとき等によく使われる方法ですね。
乾いた布で拭き取ります。
全体に塗ります。
ウルトラマリーン・ブルーを薄く溶き、グレーズします。

2004年3月21日
描き起こした花の上から、またすり減った筆で線を引きました。
アクリル絵の具と違って、アクア・オイル・カラーは乾きがゆっくりなので、このように後で絵の具を動かしやすいですね。


Background music:  WINJ.(Digital BS 5ch PCM :MUSIC STATION)
グリーン色で隠れてしまった花を描き起こす。
アルミ箔に塗ったグリーン色の上をすり減った筆で線を引きます。
ちょうどストライプ状に筆で拭き取る感じです。
下は新しい油絵の具用の筆。
上はすり減った油絵の具の筆。
今回はこのすり減った筆を使います。
アルミ箔の部分に薄く塗る。
アクア・オイル・カラーを水で溶く。
2004年3月14日
陰になる部分を 描いています。
後の作業の骨組みになる部分なので、ハッキリ目に描きます。


Background music: ケニー・G「ザ・モーメント 」 BVCA-706
ケニーのサックスにベイビーフェイスがゲスト。

アクア・オイル・カラーで着色。
薄く重ねる感じで数回塗ります。
アクア・オイル・カラーはあくまでも油絵の具ですので、この上にアクリル絵の具で描いたりしないこと。
最後までアクア・オイル・カラーで描き進めます。

2004年3月7日
まだ、白一色での着色です。
チョークは消えやすいので、絵の具で形を確認する作業ですね。


トレースしたチョークを頼りに、薄く着色。
さて、今回はアルミ箔の上に描くことになります。
アクリル絵の具はつるつるした面に使用するのはちょっと危険です。
(たとえばガラス面にアクリル絵の具で描くと、後で絵の具がそのまま剥がれますね)
そこで使えそうなのがアクア・オイル・カラー「デュオ」(HOLBEIN)です。これは水可溶性の油絵の具で、これならつるつるした面にもガッチリ着いてくれそうです。
赤鉛筆でトレースの上をなぞります。
パネルにトレーシング・ペーパーを止めます。
トレーシングペーパーの裏にチョーク(ピンク)を塗ります。
今回のように下地をしっかり作って描く場合は、モチーフを直接画面でデッサンするのは、下地を汚してしまう恐れがあるのでお薦めできません。
モチーフをトレーシング・ペーパーに写し取ります。

2004年2月29日
こんな感じのアルミ箔のストライプが出来ます。

Background music:シオン「アンタイムリー・フラワリング」TOCT24759 レコード会社が替わったりで、いろいろ大変なのかなと思っていたら、鉄壁のバンドTHE MOGAMIとガツンと決めてくれましたね。
「悪いな、まだ笑えるぜ」のコピーにも脱帽。

ジェル・メディウムが完全に乾いたら、マスキングテープを剥がします。
マスキングテープにアルミ箔が着いて剥がれます。
その上からジェル・メディウムを水で薄めて塗ります。
アルミ箔を貼った部分に全体的に貼りました。
アルミ箔をストライプ状に剥がす作業です。
マスキングテープを剥がしたい部分に貼ります。

2004年2月22日
パネルの三分の一程アルミ箔を貼りました。
アルミ箔の反射で辺りが真っ暗ですね。

Background music:ドボルザーク:交響曲第9番/小澤征爾/ウィーン・フィル/PHCP-10501. 世界の小澤ライブ盤「新世界より」です。この頃はまだ小澤氏の髪も黒々でしたね。


最後の部分は、箔を塗りたい部分にだけジェルを塗っています。








蝋原紙の上から乾いた刷毛でそっとなぞります。
その後直ちに蝋原紙を剥がしてください。ここで時間を置いたり、ジェルの量が多すぎたりすると、アルミ箔も一緒に蝋原紙に着いたまま剥がれて来てしまうので、注意しましょう。








このように蝋原紙に着いたアルミ箔は、とても扱いやすくなります。
ジェルを塗った上にそっと置きます。










アルミ箔は非常に薄いので、そのままでは扱いが大変です。
箔一枚を持って移動させることは不可能です。
あかす方法は色々ありますが、蝋原紙を使うと比較的簡単です。
アルミ箔の上に蝋原紙を当て、竹箸でそっと擦ります。
静電気でアルミ箔が蝋原紙に着きます。



アルミ箔を貼りたい部分に、ジェル・メディウムを水で薄めて塗ります。











前回までのパネルにアルミ箔を貼ることにしました。








2004年2月15日
ジェル・メディウムがしっかり乾燥するのを待って、グレーを塗り、その後布で拭き取りました。
色鉛筆が画面にしっかり着いて、グレーの下から下地処理時の円が現れます。

Background music: パット・メセニー「ワン・クワイエット・ナイト」ーWPCR-11607
彼のバリトン・ギターによるソロアルバム。こういうのを聴かされるともう脱帽ッスね。

このまま乾燥させます。
ジェル・メディウムで定着させると、色鉛筆特有の粉っぽい感じは残念ながら失われてしまいます。
しかし、箔を貼ったり、研ぎ出したりの作業をするためには、フィキサチフはちょと厳しいです。

全体に均一に塗ります。
色鉛筆を作品に使用する際、顔料によってはやはり耐光性が心配になりますね。
ローズマダー・レーク、マゼンダ、バイオレット、ライトブルー、アクアマリーン、等は注意が必要です。
ちなみに今回使用したポリクロモス(Faber-castell社)では、カラーNo.128,134,136,137,138,147,154, 等は長時間紫外線にさらす場合は注意が必要とのこと。

色鉛筆を定着させるには、普通フィキサチフを使用しますが、今回は今後の作業のことを考え、ジェル・メディウムを使うことにしました。
2004年2月1日
まあこんな感じですか。
Background music:  WINJ.(Digital BS 5ch PCM :MUSIC STATION)

T定規を使って線を描きます。
前回ジェッソ・ブラックを使ったのはこのためです。
ジェッソ・ブラック特有のザラッとした感じは色鉛筆での着色に相性が良いです。

今回使用するもの。
前回のパネルと色鉛筆です。

 

 

 

 

2004年1月25日
一見ただの真っ黒のパネルになりました。
でも、今までの手数が確かに塗り込まれてるんですよね。
それを今後どう生かすかですが、、、。
Background music:  WINJ (St.GIGA名称変更)

ジェッソ・ブラックを塗ります。

完全に乾燥したら、耐水ペーパー#320でエッジ部分を削り取ります。

 

 

 

 

 

2004年1月12日
何度か回転しながら、全体に伸ばします。
PPバンドの跡を残して、円形に盛り上げました。
Background music: グレゴリアン・マスターズ・オブ・チャント/TECI-26196/ グレゴリオ聖歌による「イマジン」や「明日に架ける橋」が聞けます。

パネルの中心にピンを刺しPPテープを引っかけて、先ほど塗った液を伸ばします。
土壁のようになったパネルの上にモデリング・ペーストとジェル・メディウムを混ぜた液を塗ります。
荷造り用のテープ(PPバンド)をホチキスで止め一方に輪を作ります。
乾燥後ふき取ると、こんな感じになります。
ただの土壁ってかんじですね。
このままだと、いまいちつまらないなと、、、、、。
黒が完全に乾燥したら、ローシェンナを薄く塗ります。

マースブラックを塗っています。

 

 

 

 

 

2003-12-30
パネルに塗り広げます。
Background music: オックス・コンプリート・コレクション/VICL-60945-6 グループ・サウンズ 「G.S.」なんて呼ばれてましたね。「髪の毛が長い」それだけの理由で年末恒例の某歌番組に出演出来ないような時代でした。ザ・タイガース、ザ・テンプターズ、そしてこのオックス。最高でしたね。
ジェルとモデリング・ペーストを混ぜ合わせたら、ジェッソを加えて硬さを調整してください。
ドロッとした感じで止めて、パネルに落としました。

モデリング・ペーストとジェル・メディウムを良く混ぜ合わせます。分量は50:50。ジェルが少ないとひび割れが生じる恐れがあります。

ガーゼを貼ったパネルを下地処理します。
この作業は、ガーゼがしっかりパネルに張り付いた後(乾燥後)行います。
今回使用するのは、モデリング・ペーストとジェル・メディウムとジェッソです。

 

 

21.12.2003
ガーゼを30cm×30cm にカットし、ジェルを水で薄く溶いて パネルに貼っています。(中央部分は貼っていません)
BGM:「岡本おさみアコースティックパーティーwith吉川忠英 」RES-78
昨今のバブルガム・ミュージックに辟易している貴兄に!

今回使用する材料。
ジェル・メディウムとガーゼ(薬局で買えます、30cm×10m)です。
S30号のパネルはあらかじめ、ジェッソを塗っておきます。

  Copyright©1998-2000. Copyright @mitsuro.com All rights reserved.